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フィルムスキン®︎

次世代の外用製剤フィルムスキン®登録製剤

努力と偶然が生み出した次世代の外用製剤

アトピー性皮膚炎をはじめ皮膚病の治療薬の研究開発に長年にわたり携わってきた皮膚病薬の専門である岩倉泰一郎博士が開発した「フィルムスキン®」製剤技術。フィルムスキン®は、研究段階で偶然発見された新しい技術です。処方された液体を肌に塗るだけで、数十秒で約30㍈(1㍈は1000分の1㍉)という薄い膜を皮膚上に形成することができる特異的技術です。皮膚を治療・保湿するための軟膏やクリームはありますが、塗った膏体が水やお湯で流れてしまって、効果が減弱してしまうために何回も塗り直すといった問題がありました。フィルムスキン®は高い耐水性と強度、密着性があるため、1日1回塗るだけで持続的に皮膚を保護・保湿することができる特徴を有しています。

フィルムスキンの特徴

  • 処方された製剤を肌に塗るだけで、皮膚を保護・保湿するための約30μ(1μは1/1000mm)という薄い膜を形成することができます。

  • 処方された液体を皮膚に塗るだけで、皮膚を保護するための30μ(1μは1/1000mm)という薄い透明の膜を形成することができます。

  • 薄い皮膜で皮膚を保護するフィルムスキンには、高い耐水性と保湿性があります。

アトピー性皮膚炎の治療で一般的に使われているステロイド剤にも優れた補助効果を発揮します。ステロイド剤や非ステロイド性抗炎症剤あるいは保湿を目的とした軟膏やクリームを塗った上からフィルムスキンを塗ると、耐水性皮膜で各製剤を保護カバーします。水やお湯を使っても流れることなく保持される為、各製剤の効果時間を長時間持続することができます。 アトピー性皮膚炎の患者さんだけでなく、手荒れに悩む職業の人にとっても有効であり、特に水を使う職業の方々からも大いに注目されています。 水やお湯を頻繁に使う職業の方。例えば美容師の方などは、手荒れ用の軟膏やクリームを塗っても作業中にすぐに流れてしまうのが現状です。そのため慢性的な手荒れに悩んでいる人が多いようです。水やお湯を使う機会が多いと、皮膚がもともと持っている保湿成分が流失しやすくなり手を傷めやすくなります。シャンプーや毛染め剤の刺激で荒れた皮膚は水分を保持する力、つまり保湿力も弱いので、水分が蒸発するときに皮膚の水分もいっしょに蒸発し、手荒れ症状を悪化させます。フィルムスキン®は高い皮膚の保護と保湿機能によって、慢性的な手荒れの予防・改善ができる技術なのです。